弾薬庫の跡が残ってるって・・・探検ぼくのまち
NHKの教育放送では無いけれど、旧米軍の弾薬庫跡地の痕跡が福岡空港の近くにいまだにあるらしいというので探してきましたよ。
福岡空港というか板付飛行場
今の福岡空港(旧米軍板付飛行場)、ウィキペディアによると大日本帝国陸軍の席田飛行場(むしろだひこうじょう)として建設されて滑走路が完成した1945年の10月には米軍に接収されて板付基地となったんだそう、帝国陸軍としてはほとんど使ってないのかね。
板付飛行場が米軍から大部分(全部じゃ無い)が返還されたのが1972年(昭和47年)ということだから・・・沖縄返還と変わらないじゃん。
1950年代
1950/8/14の写真というのですけどアグレッシブだわ!
1960年代
軍用ときどき民間旅客機的なイメージですかねぇ
土盛りした上におわんみたいなのがでてたなぁ・・・
1970年代?
1ターミナルの展望から飛行機みれたんですよねぇ・・・今は檻みたいになっててさぁ。。。。
1965年 vs 2016
グーグル・マップで昔の航空写真を見ることができるので比べてみると昔の痕跡って結構残っているんですね。
板付飛行場と福岡空港の滑走路
1965年のランウェイ33の場所・・・いまでも残っていますね。
板付飛行場は2本の平行滑走路(国際線ターミナルができて無くなったの?)だったから軍用機は街側から飛んでいたような気がします。
今はランウェイ34になっていますけど、一般道ギリギリのところに滑走路エンドと33が塗りつぶされた跡がわかりますよね。
1965年の滑走路周辺の写真をみていて気になったのは、まっすぐな道路が走っている部分です。(赤丸)
ここをネットでググっていると・・・弾薬庫があったところというのがわかりました。 戦後70年もすぎたのに残っているとは!!!
弾薬庫跡!
道路際からはよく見えないんですけど、山側にコンクリートの蓋が見えます。
現在は農林水産省管轄なんですね。
横を通る道路からはもう少し見えます。
”Danger Explosives”って「爆発物危険」ってことですね。
“No Smoking within 50 feet”
50フィート(15メートルくらい)以内は禁煙ってことだ!
なにが置かれていたかは知りませんけど・・・山に穴掘ってコンクリートの壁で入り口作ってるくらいだからそれなりの爆発物かな。
これも名残
空港内には航空自衛隊の小屋(倉庫?)があるので時々迷彩柄の飛行機が飛んでいきます。
T4練習機も平日はいつも置いてありますし・・・あ、土日は自衛隊はお休みなので飛びません。
「博多の森(=東平尾公園)」
東平尾公園の入り口にスターバックスできるんですね!!!
4月15日・・・桜はすでに散っている。
ここって、お花見の名所らしいのだけど・・・私の記憶では「米軍弾薬庫跡」なんです!(1990年の国体用に整備されるまで放置でしょ?)
真ん中のクネクネ道に沿ってポツリポツリとある建屋が武器庫とか弾薬類が置いてあった場所なんだそうで。。。
先ほどの地中の弾薬庫とは違って小火器の武器・弾薬類が保管してあった場所なんでしょうね、地上の施設ですし。
昭和50年頃のこの辺の子供は何故か・・・マシンガンの弾を持ってる子がたくさんいた。 ポケットからポロリと出てくるテッポウの弾(有刺鉄線に穴が空いてたからねぇ)
今なら大変なことになるんでしょうが・・・
ここが整備されて、
今は博多の森テニスコートと弓道場があるところね。
先週から全国高校テニス大会というのが行われています・・・彼ら彼女らは歩道一杯に広がって歩くんで困るんだな。